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2010年02月03日の記事一覧

【カテゴリ】未分類

不本意な結果のときほどお母さんの姿勢が重要

 この時期、ご家庭の事情は様々なことと思います。うれしい結果だったというご家庭は問題ないので、今回は不本意な結果だったお母さんに対してお話しましょう。 
 
 合格をつかんでいても、そこが第4志望、第5志望だった場合には、後悔やら、悔しい気持ちやら・・・・・・精神的に落ち込んでいることと思います。緊張が解けて、長い受験生活の疲れがどっと出て、何をする気も起きない・・・・・・この時期そうした真空状態になるお母さんが毎年大勢います。 
 
 また、一緒に勉強してきた友だちとの間で、塾での普段の成績と受験の結果が逆転することも往々にしてあります。時間も労力もお金もかけて、全力をつくしてきた末のこうした理不尽な結果に、「○○ちゃんがA学園に受かったのに、どうしてうちの子はB中学にしか受からなかったのか」「あれだけやったのに、こんなことになるとは思ってもいなかった」・・・・・・、朝から晩までこうしたことが頭をよぎり、外で知った人に会いたくないと家の中にこもるお母さんもいたりします。
 が、打撃を受けているのはお母さんだけではありません。本人もショックを受けているのです。それを、お母さんが嘆き悲しんでいたら、ママをこんなにも悲しませてしまったと、子どものショックは2倍になってしまいます。
 
 難しいかもしれませんが、○○ちゃんのA学園入学を喜んであげましょう。お母さんが理不尽な結果に対して、「○○ちゃんはマグレで受かったのよ」「入ってからついていけるかしら」などと口にしていては、子どもはいつまでも立ち直れません。
 「○○ちゃん、よかったね。あなたももう少しだったんだから、よく頑張ったよね。B中学も先生方が熱心そうだから、楽しみだね」、子どもの前では立派なお母さん役を演じましょう。

 悔し涙を流すのは一人きりのとき。ショッピングに出かけたり、映画を観たり、遠くの街でお茶したり、非日常の時間を持ってください。○○ちゃんのことを喜んであげられるお母さんの姿を目にすれば、子どもも案外強い子どもになります。 
 
 第1志望に受かったお母さんよりも、子どもに与える影響がずっと大きいのが不本意な結果だったお母さんなのですから、気持ちを強く持ってください。 
 
 それがこの時期の私からのお願いです。

2010/02/03 16:52:58

安田 理

【プロフィール】
東京都出身。早稲田大学卒業後、(株)学習研究社入社。
雑誌の編集長を務めた後、受験情報誌・教育書籍の企画・編集にあたる。教育情報プロジェクトを主宰、幅広く教育に関する調査・分析を行う。教育情報編集部長を最後に同社を退社。
2002年、安田教育研究所を設立。講演・執筆・情報発信、セミナーの開催、コンサルタントなど幅広く活躍中。

【WEBサイト】
http://yasudaken.com/